9月21日、早朝6時に東京を出発し福島県伊達市月舘(つきだて)にバスを走らせました。
予定を大幅に遅れた私たち20名を地元の方々が首を長くして待っていてくれました。
スタート地点の農村広場で歓迎のあいさつ、熱中症対策の話、準備運動などの出発式をおこない、
最後は勇壮な霊山(りょうぜん)太鼓の音に送られて出発しました。
先導は地元をよく知るおひさま連合の方です。
「うつくしま伊達市ふるさとウォーキング大会」を地元実行委員会が計画し、その中のコースのひとつを
「おひさまウォーク」と称して歩きました。約7㎞の道のりです。
途中、桃園での試食、つきだて太陽光発電所でパネルの見学をしながら
コスモス、山栗、くるみなど秋の景色の中を汗をかきながら歩きました。
ゴールに到着すると商工会女性部の方々が具だくさんの豚汁とお茶でもてなしてくれました。
胃袋にしみわたった豚汁と地元の方のあたたかさに一同感激です。
夜は地元の方との交流で、エレキギターやフルートの演奏、歌を楽しみました。
月舘は月がきれいなので、宿の「つきだて花工房」前に椅子を並べてフルートの演奏を聴く、
感動的なお月見コンサートも開かれました。
9月22日、伊達市を後にし、二本松市の深谷牧場に向かいます。
現在、牧場はやっておらず、敷地内に設置してある太陽光パネルと
バイオ事業予定地を見学し、
おひさま連合の方から説明を受けました。
単にパネル設置にとどまらず、
そこから生まれる雇用の話や次世代に対する思いも聞くことができました。
その後、岳(だけ)温泉「光雲閣」で入浴付きの昼食をとりました。
現地を2時ごろ出発し、東京へ着いたのは19時20分でした。
太陽光パネルの設置は少しずつですが前に進んでいます。
ウォーク開催に当たっては、地元の方々の大変なご苦労がありました。
チラシ、コースの整備(草刈り、順路の表示、看板)、受付・休憩場所の準備、ユニフォーム、帽子、札、
豚汁作り、霊山太鼓など。
パネル、福島流のおもてなし、屈託のない子どもたちの笑顔、黄金色の稲、たわわに実った果実、
私たちに求められているのは、そこから感じる力なのでしょう。
つきだてのお月さまはどこまでもやさしく、
わけへだてなく私たちを照らしておりました。
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