池袋ビジカルランチに行ってきました。

 6月20日「忍者思考で経営者の感性を磨く」と題して、XIAホスピタリティ・マネジメント研究所の甚川浩志氏のお話を聞きました。甚川氏はリサーチ&リスクマネージメント事業を展開。東日本大震災をきっかけに事業転換をし、都会から山里暮らしへと生活も変えました。現在は自然の中での企業向け野外研修「フォレストラーニング」や武者修行支援、忍者体験プログラム「野忍」などに取り組んでいます。

 ~してはいけませんといった不正を起こさないためのマネージメントではなく、野外で与えられたミッションをグループで活動しながら自分たちで気づくことで作り上げていくのが本当のマネージメントだと甚川さんは力説します。

歩くことひとつとってみても、舗装された道路ではなく自然の中を歩くと、すべてのものをとらえて最善策を考えるので集中力が増します。これはすべてを受け入れて自然との共生をはかってきた日本文化、和の思想に通じます。和の思想は世界をよくするために必ず役立つと氏は話します。

 ほかにも日本武道や忍者の話、日本刀の扱いや所作、周辺視野開発のためのトレーニングなど盛りだくさんでした。

 集中力とは、ひとつのものしか見えない集中力ではなく、すべてをとらえ、いろいろなものを見た上での集中力なのだと。そのためには動体視力や周辺視野を開発することが必要。そんな言葉が印象に残りました。

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